新撰組比翼録 勿忘草 第6巻 山南敬助 cv.緑川光 感想
新撰組比翼録勿忘草をゲットしたので感想書きます!!
何を隠そうこの私、新撰組ファンなのでございますよ。
だから、大好きな新撰組のお話を大好きな緑川さんがやってくださると知った時は本当に嬉しかったし、このCDを聴くのが本当に楽しみだった!!!
ではでは、ネタバレ注意です。
まずはあらすじ~。(リーフレットより)
池田屋事件後、下女として働くこととなった貴女。
屯所の仕事を必死にこなす貴女だったが、手ぬぐいに火熨斗がかかっていない、洗濯した羽織に土埃がついていると、幾度と無く山南に指摘されてしまう。別の日に買い物を頼まれるが、買うものが多く、言われた店も分からない貴女は、一度で覚えろと厳しく指導されてしまうのだった。
ある日、山南の下げ緒が切れてしまっていることに気が付く貴女。どれでも良いと適当に選ぶ山南に、前の下げ緒の方が山南さんらしかったような気がすると言う貴女だったが、「下げ緒に『らしさ』など必要ない」と言われてしまう。
その言葉の、本当の意味とは――。
勝手なイメージを押し付けるのも良くないとは思うけど、このCDの山南さんは私のイメージする山南さんと違ったから少し違和感があった。
山南さんといったら知的で優しいイメージがあった。
でもこのCDでは結構上から目線だし主人公に対して厳しい。
主人公が掃除した後に山南さんがまだ埃が残っていると注意した所とか、お前は姑か!!って思ってしまった(笑)
あと、敬語とまではいかなくても丁寧で優しい喋り方だと思っていたから、お前って呼ばれるのとか全体的に喋り方がなんか…。
実際、土方さんの鬼の副長とは対照的に山南さんは仏の副長と呼ばれていた。
だから「総司がひねくれているのは俺に似たせいだ」というセリフにもう~ん…?ってなったし、もっと仏の部分を見たかった。
でも、主人公が池に落ちて山南さんが大笑いする所は、普段厳しい山南さんもこんな風に笑うのね(トゥンク…って感じで良かったと思う。
史実だと、山南さんは最後新撰組を脱走した後捕まって切腹する。
山南さんが切腹する前に恋人が駆けつけ、別れを告げるというエピソードが有名だと思う。
でもその恋人の話はフィクションだとも言われているけどね。
私はこの最高に泣けるシーンをやってくれるんだと勝手に思っていたから、それが無かったのはすっっっごく残念だった!!!!!
まあ色々期待しすぎてしまったかな…。
そもそも切腹までいかなくて、主人公と2人で逃げ出した所で終わった。
一番最後のセリフの「2人寄り添って共に生きていこう」は、この後山南さんがどうなるかを知っていると少し悲しくなるよね~。
ストーリーやら人物像やらは置いておいて、他のRejetの作品と比べるとイチャイチャしている所が少なめだった気がする。
最後の方で山南さんの抑えが効かなくなった後に言った「好きだ…」の少し震えたお声がもう…!!!
心の臓が震えますた。
そこだけ何度もリピートしてしまいましたよ(笑)
もしも続編ができたら切腹までやってほしい。
そして号泣したい。
なので是非とも続編をお願いしますm(__)m